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血圧の基本と基準について理学療法士が分かりやすく解説しています。
正常血圧は、収縮期血圧(いわゆる上)が130mmHg未満、拡張期血圧(いわゆる下)が85mmHg未満となっています。(正常高血圧=上130~139、下85以上89)
高血圧の分類については、Ⅰ度高血圧が140~159、Ⅱ度高血圧が160~179、Ⅲ度高血圧が180以上で、これに当てはめると高血圧の基準は上がⅠ度高血圧以上の140以上、下が90以上。
高血圧の場合、多くにおいて血圧を低下させる薬を服用する必要があり、β遮断薬、α遮断薬、Ca拮抗薬(カルシウムチャネル遮断薬)、ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬、ARB(アンジオテンシン受容体遮断薬)、利尿薬などがあります。
また、高血圧の場合、食生活や運動習慣など生活習慣の改善が必須となります。
高血圧は、心臓発作と脳卒中の可能性を高める疾患ですので、特に喫煙者、糖尿病、60歳以上の方は、体に何らかの変調を感じたら必ず病院にかかるようにしましょう。
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